照顧脚下 (しょうこきゃくか)
という戒めの言葉。
ー目の前のことばかり気を取られず前向きに生きなさい。
ー先を見据えて高い目標を掲げて生きましょうーーー
ーーー何度そんなことばを聞かされたでしょうか。たしかにどちらも大切な言葉ですが前ばかり見すぎて
足元がおろそかになっていませんか
今立っている場所さえわからなくなっていませんか
今の仕事、今の人間関係、今の家庭、そんなつまらないものでしょうか。。
今の自分にそんなに満足できませんか?
この先に、ずっと前の方にだけいいことがあると思い違いしていないでしょうか?
目の前や足下をちゃんと見もせずに、
遠くばかり探し回っても無駄です
禅では日常の全てが修行であり日常や身近な足下にこそ、真理があると教えます。
これはヨガも同じことを真理としています。
私達の生活でも、日々の喜びはすぐ足下にあるのにそれに
目を向けず大切にしないから、手に入るはずの幸福を逃しているのかもしれません。
「照顧脚下」---ほら、まず玄関で靴をそろえましょう