yoga shanti hongkong blog: 『息』は自分の心

先週は夏のお休みをいただいて、日本でお盆休みを過ごさせていただきました。
海に山に・・・自然のエネルギーをたくさんもらってきました。

東京での過ごし方は毎回・・本屋通いが主・・。
大きな本屋さんで１日に過ごしてしまう事もあります。

今回、呼吸の本がたくさん出ているのに驚きました。
ヨガが一般の方たちにも広まってから、すでに１０年くらいだと思いますが、
わたしも、大昔、若かりし頃・・呼吸が浅かったのではなかったかと思います。
体調も悪く、虚弱体質。。そして、いろいろな病気にもなっていました。

体調がみるみる。。よくなったのは、、
インドへ渡って、ヨガをはじめてからだったと思います。

私のクラスでは、ポーズの取り方よりも、
呼吸を続けて行ってもらう事の方を、大事にしています。

意識して、深く長い呼吸をしてもらうと、
体が楽になるだけでなく、
心も楽になる。。

ちょうど。本屋さんで、
こちらの本を見つけました。
その中の一説に
『無意識に、人の心の状態が、

　まるで鏡のように写り出てくるのが
　息なのです』
ー例えば、上司に怒られて、、『お前はダメだ！』
　と言われると、その言葉が気になってしょうがない。
　このような不安な心の状態のとき、
　あなたの息の仕方は不安定で、遠くなります。
　それが続くと、、息が途切れるようになっていきます。

ー反対に、『期待しているから、がんばれよ』と言われると、
　すごくうれしくて、毎日の仕事がやるき満々になって、
　家に戻って寝るときにも、幸せな感じです。
　このような時の息は、落ち着いていて、おだやか・そして力強いのです。

『息』という字は、『自らの心』と書きますね。
心の状態が、そっくり息の仕方に出るという事。

『息は心なり』なんですよ。

今日もよい呼吸を意識してお過ごしください。

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