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2015年10月31日土曜日

骨盤と呼吸の関係③@ヨガ


ここまでで、骨盤の位置・動きと、呼吸(横隔膜)の動きについて
書いてきました。

ここからは、、ヨガをする上でも、生活するうえでも、
是非、意識して行って欲しいことです。

骨盤の前傾・後傾 によって、呼吸の深さが違ってくると言うのは
理解していただけたでしょうか?

ここで、呼吸について、もう少し御話しておきます。

ヨガで行う呼吸は腹式呼吸です。
吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にお腹がへっこみますね。。
これは、先に書きました、横隔膜が正常に動いている上体でないと出来ません。

ですから、腹式呼吸を行う為には、吐く時に、背中を伸ばし、
骨盤を後傾にしなければならないということになります。

猫背ではできないと言うことですね。

そして、この呼吸、神経にも大変関係しています。

ここで、、腹式呼吸と神経について説明を。。

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『呼吸は自律神経を整える』

腹式呼吸とは、横隔膜を使ってお腹を動かす呼吸法です。
息を吐く時にお腹をへこませながら吐いていきます。
息を吸うときにはゆっくりお腹をふくらませながら吸い込みます。

ゆっくりとお腹の動きを意識しながら呼吸します。
数分間くり返していると、精神が落ち着いてくるのがわかります。
生理的にも副交感神経が優位になり、
心拍数も減り、血管が拡がり、末梢部の血行が改善します。

腹式呼吸によりリラックスした状態を作り出すことができるのです。

簡単実践練習・・
「3秒で吸い、2秒止めて、15秒かけて吐き出す」
2分間やると効果が実感できます。

自律神経失調症の原因には様々な要因が絡んでいるので
(食生活、生活リズム、ストレスなど)、
薬で症状をおさえても根本解決にはなりません。
自然治癒力を高めて根本的に治療する必要があります。

腹式呼吸法をくり返すことで

脳からリラックスするホルモンが
分泌されることがわかっています

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ということで、呼吸が自律神経を整え、副交感神経を優位にするので、
リラックスし、体の状態(体内性恒常)を高め、健康になる。
ということが、わかってくると思います。

そして、、
この腹式呼吸をするために、、骨盤を後傾にしなければ、
ちゃんとした、呼吸が出来ません

ただ、この後傾がすぎて、、猫背気味になってしまう人。。
もいるので、要注意です!

そうなると、、どんどん、お腹が圧迫されて、逆に胸も広がらなくなり、
息を吸い込めなくなり、吐き出す息も少なくなるわけですが、


その逆で、前傾している⇒反り腰タイプ にも、問題が!

いつも高いヒールを履いていると、、骨盤は前傾してきます。
前に書いたとおり、ヒールを履いた状態だと、かなり意識をしない限り、
骨盤は前傾している為、吸う息が多くなり、吐く息は少なくなっています。

吸う息が多いと、交感神経が優位になり、活動的に、
吐く息が多いと副交感神経が優位になり休息状態になります、

つまり、前傾している骨盤のままだと
自然とアグレッシブになり、元気で活動的な感じに! 
ですが、ずっと、それが長い時間続くとどうでしょうか?
アグレッシブが行き過ぎて、イライラと攻撃的になるかもしれません。

骨盤が後傾を保っている為、リラックスしようとしても出来ない。
常に急き立てられる状態が続き、副交感神経系が抑えられ、
便秘・不眠。生理不順などに
悩まされることでしょう。

ただ、前傾・後傾がどちらがわるいということではなく、TPOに応じて、
どちらにも動ける、しなやかな骨盤が大切なのだと思います。

しなやかな骨盤が、しなやかな呼吸・人間らしい心
を生み出します。

姿勢を意識し、しなやかな骨盤を作ってくださいね。


骨盤と呼吸の関係②はこちら



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