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2015年10月31日土曜日

骨盤と呼吸の関係 ②

呼吸のことを説明する前に。。。
『横隔膜』という名前くらいは聞いたことがありますよね?

しかし、どの部分かを正確に認識できる人はすくないものです。


下の絵の濃い色の部分が横隔膜です。空洞になっているところには、
腸や肝臓などの内臓が入っています。ちょうど、


パラシュートのような形になっています。




多くの方はみぞおちの辺りを横隔膜だとイメージしているようですが、
だいぶ上のほうですね。

横隔膜が、呼吸とどう関わっているのか。。というと。。 こちらの図↓




注射器とシリンダーを想像していただくとわかりやすいのですが。。

シリンダーを引くと、水が注射器に入ってきます。
シリンダーを押すと、水が注射器から押し出されます。

このシリンダーの役割が『横隔膜』、水が『空気』です。

息を吸うときに横隔膜が下がって、空気を吸い込み。
息を吐く時に、横隔膜が上がって、空気を肺から吐き出します。

ここまでで、呼吸の基本がわかったら。。次は。。
横隔膜のお話をもう少し。。

上の横隔膜の絵をもう一度見てみてください。
横隔膜のパラシュートのようになっている傘みたいな部分の下のほうから
くらげの足のようなものが2本伸びています。 

これを『横隔膜の足』といいます。

胸椎12番~腰椎にかけて付着しています。
この部分が、脊柱にしっかり、固定されていることで、
吸息時に、横隔膜はしっかりと引き上げられ、息が深くできるのです。

っで。。実は、ここからが本題ですよ~!

実はこの横隔膜の足が付着しているのと、
ほぼ同じところに大腰筋が付着しています。
つながってる。。といっても、よいくらい。。

もちろん、この大腰筋と横隔膜は別の筋肉ですし、支配紳経も違うのですが、
この構造を見ると・・・

『横隔膜と大腰筋は、連動して動く』。。。可能性がある!!!
ということがわかります。

ちょっと立って見て下さい。

①骨盤を前傾しながら息を吸います。 
 ーー このとき、下腹部が膨らむ(横隔膜が下がる)のを確認してください。

 今度は、骨盤を後傾しながら、息を吐きます。
 --このとき、下腹部がへこむ(横隔膜があがる)のを確認します。

 この動きを、何度か繰り返してみてください。

②次に、全く逆の動きをしてみてください。
 
 骨盤を後傾しながら、息を吸って、 前傾しながら、吐きます。

どうですか?

①の前傾しながら、息を吸って、後傾しながら、息を吐く。。ほうが、
 たくさんの空気を吸って、吐くことができると感じませんでしたか?

以前に書いた記事に、大腰筋・骨盤底筋 について書いてますので、
こちらも読んでみて下さい。こちら


実はこの実験でわかることは。。
呼吸のことだけではなく、、
もっと、深いこととつながりがあります。。。

それは、次回に。。骨盤と呼吸の関係③に続きます。

骨盤と呼吸の関係① は こちらから 

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