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2013年2月14日木曜日

一人分の足あと 







『主よ、私があなたに従うと決心したとき、 あなたは、すべての道において、

私と共に歩み、私と語り合ってくださると約束されました。

それなのに、私の人生のいちばんつらい時、 一人分の足あとしかなかったのです



いちばんあなたを必要としたときに、

あなたが、なぜ、私を捨てられたのか、  私にはわかりません』


主は、ささやかれた。 

私の大切な子よ、私は、あなたを愛している。 

あなたを決して捨てたりはしない 

ましてや、苦しみや試みの時に。
      
足あとがひとつだったとき、わたしはあなたを背負って歩いていた
 








子供の頃から、「わが道を行く」タイプだった私は、

親からもこの子は自分の思ったことをまげないから、何を言ってもだめ・・
みたいに、思われていたようです。


とにかく、自分の信じた道をひたすら、つらぬくみたいな頑固な子で、
親も大変、手こずったようですが、勝手に自分で何でも決めてしまって、
親には事後報告。

        
それで、10代の頃は自分は一人で何でもできてしまう。。
と思っておりました。

      
こうして半世紀ほど、生きてきましたが、


就職活動の面接の時に、「あなたは、とってもしっかりした、素直な性格ですね。」

と言われました。「はい、そのとおりでございます」・・


内心、、自慢げにそう答えてました。。


しかし、その方に 「御家族や周囲の方に愛されて、育ったのですね」っと言われ・・

思いもよらない、その言葉にわたしは、はっとしました。

私のこの性格は、自分が、色々なことで悩み、考え、経験し、

作り上げてきたのだし自分自身に「えらいぞ~!自分

みたいに思っていたのです。。 ところが・・思い上がっておりました。


人は一人では生きていけない。。それは、わかっていました。

しかし、愛を与えられて育ったなどと、意識をわざわざしたこともなく、


全く認識もしていなかったのです。


こうして半世紀ほど、生きてきましたが、

つらかったとき、

悲しかった時、

困難にぶち当たった時、

いつも誰かが、何かが、共に歩き、私が弱って倒れ掛かっている時、
私を背負って歩いてくれていたのだと気づきました。感謝せずにいられません。

これからも、誰かに、何かに、助けられながら、
そして、誰かを、何かを助けながら 生きてい来たいと思います。



今もたくさんの方たちに、愛をもらい、支えてもらいながら、毎日過ごしてます。

ありがとう